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Stefano Bemer
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かつて靴の修理を生業としていた創業者、ステファノ・ベーメル。同氏が1988年にイタリア・フィレンツェで創業したブランド。 
ス・ミズーラ(ビスポーク)、プレタポルテ(レディメイド)とクリエーションの幅が広く、「革の魔術師」の異名を持つ多彩な素材使いも魅力の一つとなっています。
わずか30年そこそこで、この知名度は品質の良さがあってこそだと思います。

今回はStefano Bemerを2足ご紹介です。

1足目はコチラ
アッパーにグレインレザーを使用したダービーシューズ
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今回はトップリフトのゴムが加水分解してしまっているので、リフト交換します。
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これベーメルあるあるなのですが、純正のトップピースは加水分解が起きやすい気がします。
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頻繁に履いてあげれば加水分解は起こりづらいので、
ベーメルユーザーで純正のリフトがついている方はこまめに履いてあげましょう。


オリジナルを再現して仕上げました。
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ビカビカにしない程度に磨きもかけて完成です。
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2足目はコチラ
アッパーに かの有名なロシアンカーフを使用したクウォーターブローグ
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これが例のサルベージされたという革ですね。
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200年以上も前、かつ海底から引き上げられた革が今現在こうして靴として形を成している事に驚きです。


こちらはソール、アッパー共に修理不要な状態でしたので
磨きのみで承りました。
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汚れ落とし後は革の雰囲気を変えないように、Waxは使わず無色のクリームのみで仕上げました。
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大変楽しく磨かせて頂きました。


修理はもちろん革のメンテナンスだけでも承っております。
是非ご相談下さい。

皆様のご利用お待ちしております。


最後までお付き合い頂きありがとうございました。


青山店 横浜店 山田
2021/07/14|その他の修理||トラックバック(0)TOP↑
革靴好きには辛いジメジメした天気が続いていますね。
わかります。あんまり革靴履きたくないなーなんて日が多く、ストレスが溜まりますよね。

しかし、表面の革に関しては一部の特殊な物を除き、水に濡れる前後にしっかりと正しいケアをすれば全く問題ないことがほとんどです。
要はケアが施せない箇所の保護さえすれば、雨を気にせず革靴を履ける機会がグッと増えると言うことです。

今回は雨靴としても最適と思った靴の修理紹介です。

クロケットジョーンズのグレインレザーを使用したモデル
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先ずグレインレザーは傷汚れが目立ちにくく、
タフな革が多いため様々なブランドのカントリーラインで使われています。
シミなどの事後処理もしやすく、比較的雨にも強い革です。


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ソールもオリジナルのラバーソールを使用していてコチラもソールからの水の侵入は気にしないで大丈夫そうです。


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後は結構見落としがちな、ウェルトとアッパーの隙間さえ埋めれば完璧ですね。


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一見するとフラットウェルトを使用していそうですが、
実は元々はスプリットウェルトが使われていたようです。

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劣化によって部分的に立ち上がりが欠損してしまっています。


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靴に縫い付ける前のスプリットウェルト
コチラは店頭でお客様に説明するためのサンプルなので短く裁断してあります

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分厚めのウェルトに横から切り込みが入っており、それを立ち上げ起こした状態で縫い付けていきます。
この立ち上がりによってウェルトとアッパーの隙間が埋まり、水の侵入を防いでくれます。


今回はウェルトの交換も含めオリジナルになるべく近い仕上がりで、ソール交換させて頂きました。
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磨きもかけました。
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アッパーにもしっかりクリームを入れることで少しの雨なら弾いてくれますし、しっかり油分が入って保湿された革はシミにもなり辛いです。

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ウェルトの立ち上がりもしっかり直ったので安心です。
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Before
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After
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これで、またガシガシ履けますね。
元々別のタイプのウェルトが巻かれていても、
スプリットに変えることもできますのでご希望の方は是非ご相談下さい。
※靴の使用によっては出来ないものもございます

CROCKETT&JONES City Sole、純正ソックシート取り扱いしております。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2918.html
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2937.html
↑詳細はコチラ↑

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クロケットお履きの方はコチラも合わせてご検討下さい。


ご利用お待ちしております。


最後までお付き合い頂き有り難うございました。

青山店 横浜店 山田

2021/07/04|その他の修理||トラックバック(0)TOP↑

5月も残りわずかですね。

6月に入ると本格的に梅雨のシーズン。

革靴好きにとって梅雨の時期はお気に入りの靴が履けない厄介なシーズンですね。。。

ですが梅雨が明けると夏本番。

これから活躍するサンダルやスリッポンを今のうちに準備をするのがオススメです。


今回は夏に活躍する靴のお修理をご紹介です。

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F.lli Giacometti (フラテッリジャコメッティ) のグルカサンダル。

これまでノーメンテナンスで履いてこられたそうでアッパーは乾燥気味に



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ソールには穴が空き



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ソックシートは汗で収縮



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カウンターライニングも擦れてボロボロの状態。

全体的にダメージが出ていますがこの程度であれば問題なくお直しできます。


今回はオールソールをメインにしっかりお直しさせていただきました。



仕上がりがこちら。

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レザーソール(オープンチャネル)に補強でハーフラバーとヴィンテージスチール。

このセットで補強をしておくと滑りにくいうえ、ソールの耐久性が格段に上がります。



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ヒール周りもビシッと仕上がっています。


そして

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カウンターライニング補修に



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フルソック作製


最後にしっかりクリームを入れて


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仕上がりです。

アッパーが潤い、コバが整うと雰囲気がガラッと変わりますね。

これでまたガシガシと履いていただけます☆


今回のお修理は

・All Sole Leather Plan B ¥18,700-

・Half Rubber Sole ¥3,850-

・Vintage Steels ¥4,400-

・CounterLining ¥4,400-

・Full Sock ¥3,300-

でした。


皆様も梅雨が明けたら気持ちよく履き始められるよう

今のうちにメンテナンスしておいてはいかがでしょうか。

皆様のご来店お待ちしております。


ありがとうございました。

横浜店 シン


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ただいまDMとお修理品を一緒にお待ち頂ければ
期間中何度でもお修理代金10%OFFになります。
この機会に是非ご活用下さい。
今回の使用期限は6月27日までになっております。
ご注意くださいませ。

DMはカスタマー登録がお済の方にお送りしております。

カスタマー登録がこれからの方は

コチラからご登録いただけます。

※今登録して頂けた方には、夏にDMをお送りします。



カスタマー登録についての詳細は下記からご覧ください。

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2390.html

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2393.html

2021/05/28|その他の修理||トラックバック(0)TOP↑


今時期はついつい出番が増えるスリッポン。

その中でもタッセルローファーはたまにこのような症状があります。



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遠くからだとパッと見気付きにくいですが

もう少し寄ると



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タッセルの紐が切れてタッセルごと無くなっています。



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もう片方も切れかけているので一緒にお修理することにしました。



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まずは途中で切れている紐に似よりの革を使って継ぎ足します。



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それを結び直して



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後はタッセルを作って継ぎ足した紐に取り付けていきます。




仕上がりがこちら。


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寄りで見ると多少革質の差が出ますが



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引きで見るとそこまで気になりません。

履着込むことでさらに馴染んでいくと思います。



タッセルローファーの顔とも言えるタッセルが取れてしまう。

細い紐で支えていますので構造上どうしても負荷がかかり過ぎてしまいます。

復元!とまではいきませんが、できる限り違和感のないよう仕上げます。

是非ご相談ください。




8月11日までご来店のさい2足以上お持ちいただくと
仕上がったお靴を送料無料で返送させていただくキャンペーンを実施中です。

この機会に是非ご利用下さい。

※配送でのご依頼の方は往復の送料が無料になります。

詳しくはコチラからご確認下さい。  
 

 
インスタグラムのDMを使ったお見積もりもお受けしております。

お気軽にご相談いただければと思います。

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ありがとうございました。 
 
横浜店 シン
2020/07/30|その他の修理||トラックバック(0)TOP↑

前々から革靴のお手入れの仕方をどうしたら良いかというご質問がちらほら。

手入れに決まりはなく、人によってその方法は様々ですが

今回はオーソドックスなケア方法をご紹介します。



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こちらはお磨きでお預かりしたジョンロブのサイドゴアブーツ。

以前はよく履いていたが気分が変わりしばらく放置していたそうです。




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寄ってみると革が乾燥し白っぽくなっています。

いくら良い革でも乾燥したまま放っておくのはいけません。

しっかりケアしていきましょう。



まずはブラシを使い付着しているゴミやホコリを払います。

その後、汚れや古いクリームを落とす作業を。


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ここではブートブラックのツーフェイスプラスローションを使用。

こちらは水性と油性どちらの汚れも落とすことができるので大体の軽い汚れはこれ一本で落とせます。

適量を布にとり、汚れを拭き取るようにしてあげます。



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表面に付着した汚れや古いクリームが落ち、スッキリとしました。

今回は革が乾燥していたので続いての作業は潤いを与えます。



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ここではモウブレィより水分の多いデリケートクリームを使用。

このクリームにはラノリンという成分が含まれています。

ラノリンは高い保湿効果と柔軟効果が特徴。

浸透力もあり革に潤いを与えて乾燥やひび割れから守ります。

化粧品なんかにも使われている有名な成分です。



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ブラシや布を使っても良いですが今回は指を使って馴染ませます。

履きジワの部分はシワに沿って少し多めに。(多く塗るから効果が高いのかは不明です。気持ちの問題で。笑)




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画像では判断しづらいですが潤いを取り戻しモチっとした質感になりました。

次はいよいよクリームを入れます。




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今回はサフィールノワールのクレムを使いました。

クリームはどのメーカーも基本的には大きく3つの成分からできています。

それは”水”、”油”、”ロウ”。いわゆる乳化性というやつです。

各メーカーや商品で細かい成分や配合の割合に違いはありますが、大まかにいうとこの3つ。

どこのクリームを使っても基本的には問題ありません。お好みでお選びください。

そんな中、今回使用するクレムは油性のクリーム。

つまり水分を含んでいません。

乳化性クリームのナチュラルな仕上がりと比べてギラッと艶がます。

また補色効果も強いので見栄えの良い仕上がりとなります。

ドレッシーな靴との相性が良く、個人的にも大好きなクリームです。


こちらも先ほどと同様に指で塗り込んでいきます。

ここで多く塗るのが良いとお考えの方が多いのですが

薄〜く塗り広げるような感じで十分です。

私の場合は片足に米粒5、6粒程の量を伸ばしていきます。



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クリームを薄く伸ばしました。



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その後、豚毛ブラシでクリームを均等に馴染ませます。




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これだけでもかなり艶が出てきますが




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最後に馬毛ブラシで不要なクリームを取り仕上げます。

(仕上げに山羊ブラシを使うと一層艶が出ますが、馬ブラシでも十分です。)




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そして仕上がった靴がこちら。



磨く前と比べてみると


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Before



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After
乾燥し白っぽくなっていた革が本来の黒さと輝き、柔軟性を取り戻しました。

乾燥したまま放置するとひび割れの原因になりますので定期的なケアをオススメします。

今回ご紹介したケアグッズはユニオンワークス各店にご用意しておりますのでぜひご利用ください。

もちろんお磨きのご依頼も承りますのでお気軽にお申し付けください。

・Polish ¥1,100〜






ありがとうございました。





横浜店 シン

2020/01/31|その他の修理||トラックバック(0)TOP↑
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