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さて、こちらの材料はいったいなんでしょう?

靴底のレザーソールではありませんよ。






そう言えば、このブログで紹介されていたyo-c さんのダブルストラップブーツが大きいということでした。


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ここのところ、曇りと雨続きです。

履きたい時に合わないサイズのままでは気分も悪いでしょうから早く持ってきてくださいね。

お待ちしております!!




ではいい機会なので、サイズの調整についてご説明させていただきます。


今回は基本の中敷き調整について。


巷でもいろんなタイプが出回っている中敷き。

よくあるものは踏まずやかかとにクッションの入っているタイプ。

これらは期待にもれずクッション性があり、快適な履き心地。

ただし、だいぶサイズが小さくなり、本来のその靴の持ち味である履き心地とは全くの別物に・・・


特にぴったりと履く革靴(ドレスシューズ)の場合はオリジナルの履き心地を極力残したい!!

そんな時こそ、この調整方法におまかせを。







be-af.jpg 


① もともとの中敷きをはがします。

② 中底の形にぴったりくるように、3mm程度の革をキレイにカット。  そして貼り付け。

③ 中敷きを元の位置に戻してハイ!完成。



先端は新しい革になりますが、脱いだ時にはオリジナルロゴの入った中敷きはそのままです。

せっかくですから残しておきたいですもんね。

市販の中敷き使用の場合はこうはいきません。



クッションタイプと違い、しっかりとした素材を使いますので枚数を重ねると

踏み込みの返りが 硬くなり、履きにくくなります。


ゆるさの感覚としては5mm前後。

1cm以上大きい場合は履き心地もだいぶ変わります。。 ので、あまりオススメできません。




革靴のサイズ選びは慣れてきてもなかなか難しいものです。


最近、魚の目ができて痛くって・・・飲んだら涙しながら帰ります・・・

でもエドワードグリーンだと痛くないんだなコレが。

たまたま木型が合ってるだけなんでしょうが、贅沢な足だな!お金かかります・・・



完璧に見極めできれば苦労はありませんが、快適な革靴生活のために

サイズ選びには細心の注意を払いましょう!!


もちろんレディースシューズも調整可能ですのでお気軽にご相談ください!










( 青山店 鳥海 )











2010/10/20|メンズ靴修理コメント(5)トラックバック(0)TOP↑
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