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徐々に暖かく過ごしやすい日が増えてきましたね。

ヘビーアウターの出番もそろそろ終盤。

今回はこれからの季節に重宝するこちら


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UW × SOUNDMAN ”Cycling Jacket” を再度ご紹介です。





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かつてイギリス北部ヨークシャーにあった『Green Spot』から

出されていたモデル”NOMAD”を元に製作しました。



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生地は細い糸を超高密度に織り上げられたハイカウントオックス素材。

ここ最近、耳にすることが多くなったイギリスといえばな生地

”VENTILE”
素材からインスピレーションを受けた生地だそうです。

加えて撥水加工がされており、サイクリングジャケットとの相性は抜群。

またコットン100%の生地ですから、化繊には出せない独特なエイジングが期待できます☆



ディティールはというと


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自転車乗りを想定して製作された特徴的な襟型やシルエット、ラグランスリーブ、計7つのポケット、ダブルジップ等拘りが盛りだくさん。
(詳しくは以前のブログをご覧ください)



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そして何よりも拘ったのがこの仕様。”無双仕立て ”

無双とは裏地にも表地と同じ生地を用いて仕立てること。

要は二着分の用尺を必要としますので、当然コストは跳ね上がります。

ヴィンテージの服では時々見られますが、現代の既製服にはほとんど見られません。

コストや手間を度外視した贅沢な仕立て方なのです。

打ち込みの良い表裏共地ならではなシッカリとハリのある生地感。

ぜひご来店の際は生地に触れてみてください。






それでは着用画像を


身長173cm size36着用


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身長180cm 細身 size38着用


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もちろん、もっとラフにTシャツとの合わせも◎


少し縦長のシルエットは何と合わせても様になります。


UW × Soundman  ”Cycling Jacket”

size 36,38,40

¥4,3000 + Tax


webショッピングからもご購入いただけます。
※サイズによっては数が少なくなっていますので気になる方はお早めに!




今は無きイギリスの小さなメーカーが約50年以上も前に作っていたことや

元は自転車乗りの為のジャケット

まず現代の既製服ではコスト的にできない”無双仕立て”等

ディティールはもちろん、バックグラウンドにも男心がくすぐられます。

語れるモノを身に着けるっていいですよね。





ありがとうございました。


新宿店 シン
2019/02/28|ウエア、その他||トラックバック(0)TOP↑
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Edward Green 茶スエードの Canterbury





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ソールは大きくすり減り、カウンターのライニングもすり減って穴が空いています。


早速オールソールとカウンターライニングの修理をしましょう☆










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ここからは修理後、オリジナルに忠実にレザーAプラン(ヒドゥンチャネル)にて仕上げました☆



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お手本のようなヴィンテージスティール、すき間なく完璧な仕上がり☆



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美しく丸みをおびたウエストに、正確に打たれたヒールの飾り釘☆



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カウンターライニングは良い色の革が有りました、かなり馴染んでます☆



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アウトステッチ&ファジング



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ウエストのラウンドも完璧です☆



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ピシッと仕上がったヒール☆



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・Leather All Soles Plan A : ¥23,760~

・Counter Lining : ¥4,320~

 納期は2週間~










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ただいまDMとお修理品を一緒にお待ち頂ければ、期間中何度でもお修理代金10%OFFになります☆
この機会に是非、ご活用下さい!



DMはカスタマー登録がお済の方にお送りしております。
カスタマー登録がこれからの方はコチラからご登録いただけます。
※今登録して頂けた方には、8月のお盆前あたりにお送りいたします。



カスタマー登録についての詳細は下記からご覧ください。

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2390.html

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2393.html







忙しくて店舗にご来店いただけない方も多いかと思います。

工場に直接靴を送っていただいてのお修理も大歓迎です。


郵送でのお修理 :https://www.union-works.co.jp/order/

リペアメニュー :http://unionworksrepair.com/#!/

ウェブショッピング :https://unionworks.stores.jp/#!/









ありがとうございました☆






工場 森田
2019/02/25|エドワードグリーン ||トラックバック(0)TOP↑
 
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本日は新入荷のお知らせです。

チーニーからタッセルローファーが入荷致しました!









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今回のタッセルローファーの仕入れの決め手はこの三つ編み状の紐。

このタイプで作っているところは思い浮かぶところだと、

エドワードグリーン、アンソニークレバリー、クロケット&ジョーンズくらい。

よくあるプレーンな革紐に比べると断然迫力が違います。







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サイドは普通の革ひもなんてものもあるようですが、

これはサイドも同じ三つ編みの紐が通ります。

ヒールカウンターにツマミのディテールがつくのもイメージ通りで好ポイントです。








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紐が抜けてしまいやすい箇所にはステッチが入る点、気が利いていて素晴らしいです。








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モカの仕様もシンプルなツマミ。

シンプルだからこそ、変に壊れづらいメリットがあります。

「こういうデザインだったらいいな」が見事に詰まった1足でした。









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木型は極端な癖がなく、履き口のバランスも良し。

足を入れた際の感覚は履きやすそうな印象です。

色はブラウン(ダークブラウン)と、







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ブラックの2色をご用意いたしました。

サイドビューもなかなか整った良いバランスだと思います。








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ヒールも丸みがあり、フィッティングは概ね良好そうです。










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ソールはシングルレザーでオープンチャネル。

チーニーのスタンダードな仕様となっております。







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今回のタッセルローファーはブラックとブラウン共に、

ソールはステイン、ライニングはナチュラルの同様の仕様になっています。

それでは着用イメージを少し。









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まずはブラック。






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続いてブラウン。

(黒っぽく見えてしまって申し訳ございませんが、もう少し茶色味あります)







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CHEANEY Tassel Loafer "HUGH"

¥68,000+TAX

Size 5~8h


サイズの大まかな印象ですが、

普段お履きになるイギリス靴と同サイズ、

もしくはハーフサイズダウンでお試し頂くと宜しいかと思います。

(因みに私はハーフサイズダウンでしっくりきました)




以前から、手にしやすい価格帯の靴の中では安心感のある作りと

バランスの取れた靴というイメージのチーニー。

取り入れて頂きやすい靴かと思います。

新宿店青山店にて全サイズ、

銀座店渋谷店には一部サイズをご用意いたしております。

是非お試し頂けたらと思います。

皆様のご来店、お待ちいたしております。



新宿店 花田




2019/02/23|チーニー||トラックバック(0)TOP↑



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今回お持ちいただいたのは『Tricker's』のカントリーブーツ。


ソックシートを見てみると…



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弊社のロゴが!


こちらは弊社の別注商品の1足、『Lady's Tricker's』のカントリーブーツ。


弊社でお買い上げ頂いた靴に、こういった形で出会えるのはとても嬉しいです☆


そんな『Lady's Tricker's』、今現在、弊社で販売しているのがこちらの3足。



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通常¥81,000のところ…


今ならなんと50%OFFの¥40,500


新宿店メインで販売しております。


名品を半額でお履きいただけるチャンスです!


サイズも欠けてきているので、お早めにお買い求め下さい!


女性の方はこの機会に、トリッカーズデビューをしてみてはいかがでしょうか。


また、バレンタインのお返しとして、大切な方への日頃の感謝を込めて、プレゼントされても良いかもしれません☆


ここからは本題のお修理。



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ソールには、弊社でハーフラバーソールをお貼りしております。



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ですが、ラバーがすり減って薄くなり、上のレザーの層も少し削れてきています。



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トップピースも上のレザーの層まですり減り、交換のタイミングです。



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靴の中を見てみると、カウンターライニングにもダメージがありました。


ブーツだと、こういった箇所は中々気付きにくい箇所ですね。


症状を説明させていただくと、今まで気付いていなかった方も多いです。



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シューレースは先端がほつれ、やや使用感のある状態です。



ここからはお修理後。



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すり減り薄くなっていたソールのつま先は、ラバー素材で継ぎ足しました。


ハーフラバーソールが全体的に薄くなり、交換するまでの間は、基本的にはこのお修理方法でソールの補強をしていきます。


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ハーフラバーソールの色に合わせ、焦げ茶色のラバー素材での継ぎ足しですが、サイドから見た時になるべく違和感がないよう、コバと同色のワックスをコバに乗せてより自然に仕上げています。



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トップピースにはダヴテイルを使用。


色味はオリジナルを再現するように仕上げています。



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オリジナルのトップピースに近い雰囲気を持ちつつ、やや厚みのある材料なので、お修理の頻度を少なくする事ができます☆



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お修理の際、コバも全体的に綺麗に仕上げさせていただきました。


コバが綺麗になると、靴全体の雰囲気がだいぶ変わりますね☆



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カウンターライニングは、ライニングの色に近い革を新たに貼り、お修理させていただきました。


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シューレースはトリッカーズの純正品で、交換させていただいております。



今回はソールやライニング、シューレースなどのメンテナンスをさせていただきました。


これでまた、ガシガシお履きいただけるかと思います☆



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皆様のご来店、お待ちしております。



ありがとうございました。



新宿店 中田




2019/02/21|レディース靴修理||トラックバック(0)TOP↑


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先日に続きまして今回もREDWINGのお修理です。

モデルは9015 BECKMAN

ベックマンというとプレーントゥの靴を想像される方も多いと思いますが、モカシンタイプの物もあるのですね。

現在は廃盤となっているそうで、今後新品での入手は難しそうなレア靴です☆



それでは靴の状態はというと・・・

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履いているうちにアウトステッチが切れたためか、オリジナルのハーフラバーが剥がれ



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レザーソールまでもがすり減っています。
(ウェルトまで削れると修理が大掛かりになりますので爪先の状態には注意してください。)



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ヒールもかなり減っている状態。



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部分修理も可能でしたが、お客様のご意向によりオールソール交換することになりました。



仕上がりはこちら


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コマンドソールにてオールソールしました☆

登山用として生まれたこのソールは強いグリップ力、耐久性を兼備え、軍用靴などにも採用されるタフなソール。

Vibramの#100やタンクソールとパターンが似ていますが



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パターンがエッジまで伸びず、中に控えていることが特徴。

そのため、パターン上をステッチが走らずステッチ切れが起きるまで長くもちます☆



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また中に控えたパターンは横からは見えません。



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茶から黒になったコバ色とも相まってかなり引き締まった印象になりました☆





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今回のお修理は

料金 ¥15,000+Tax  

お預かり期間 2週間

となります。

コマンドソールは強靭なタフさとグリップ力を備えながらも、そこまでワイルドなコバにしたくない方にオススメですよ♪

他にも多くのソールをご用意しておりますので、受付時にご希望のイメージをお聞かせください。



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皆様のご来店、お待ちしております。



ありがとうございました。


新宿店 シン

2019/02/18|レッドウィング||トラックバック(0)TOP↑
銀座店2階で開催しているアドヴィンテージのトランクショー。

3連休はあいにくの天気にも関わらず、ご来店いただきありがとうございました。


当日は60本程のヴィンテージウォッチが並び、1点1点異なったデザインで魅力的な物ばかりです。

今週末でトランクショーは終了になりますので、ぜひご来店ください!


日時:2月16日(土)、17日(日)

営業時間:12時~20時

場所:ユニオンワークス銀座店 The Upper Gallery
       https://www.union-works.co.jp/shop/uppergallery/




今回ユニオンワークスではトランクショーとともに、ウェブショッピングサイトでも期間限定でadvintageのヴィンテージウォッチの販売を行なっています。

ここにセレクトしたアイテムは、英国時計の雄〈スミス〉の腕時計3点を筆頭に、名門スイスブランドからも3点、いずれも当時英国市場で展開された、イングリッシュテイストを纏うドレッシーなヴィンテージウォッチを揃えました。

それぞれ異なる背景と魅力を備えた顔ぶれ。今回はひとつひとつその物語を紐解いてみたいと思います。


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▫️SMITHS “DE LUXE” 9KYG CASE / ENGLAND 1950’S


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まずは〈スミス〉のベストセラーモデル「デラックス」から、やや大振りな金無垢ケースを纏った一本。ツートーンダイヤルにアラビア数字と楔形インデックスのコンビネーションという文字盤は、他のスミスの腕時計にも好んで用いられた、最も愛された文字盤デザインと言って良いでしょう。

商品ページ    https://unionworks.stores.jp/items/5c5da02ee73a253c9e1d4f68




ここで簡単にスミスの歴史を振り返っておきたいと思います。

スミスは高品質な機械式時計はもとより、自動車などの計器類の製造を行なっていたイギリスの名門時計メーカー。その歴史は古く、1851年にサミュエル・スミス がロンドンで創業した宝飾・時計販売店「S. Smiths & Son」にはじまります。

スミスの腕時計の筆頭に挙げられるのが、1951年から製造が開始された「デラックス」。その特徴は、信頼性の高い英国製ムーブメントは言うに及ばず、その豊富なデザインバリエーション。とにかくさまざまなケース・文字盤デザインのパターンが存在します。

スミスの腕時計が初めて世に知られたきっかけは、ジョン・ハント率いる英国のエベレスト遠征隊による1953年5月29日の世界最高峰初登頂と言われています。その際人類で初めてエベレストの頂に立った冒険家エドモンド・ヒラリー卿の腕にあったのが、厳しい環境下でも正確な時間を刻むスミスの「デラックス」でした。


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▫️SMITHS “ASTRAL” 9KYG CASE / ENGLAND 1960’S


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デラックスに続いて発表され、1960年代末までロングセラーを続けたのが、次にご紹介する「アストラル」。デラックスに負けず劣らず豊富なバリエーションを誇り、当時のトレンドを反映したシンプルかつモダンなデザイン性が特徴です。

こちらのアストラルもその例にもれず、ノーブルな印象を増した文字盤デザインが特徴的。やや大振りな金無垢ケースは薄めに仕上げられ、インデックスを控えめに配置することでドレッシーな様相を強めています。

ちなみにこのアストラルの名前は、元々19世紀に存在したマリンクロノメーターのメーカー、〈H.ウィリアムソン(H. WILLIAMSON LTD.)〉社が保有していたブランド名で、後にスミスに吸収された珍しい経緯があります。

商品ページ https://unionworks.stores.jp/items/5c5d9ebb3b636560aac91ca8



▫️SMITHS “PRE DELUXE” / ENGLAND 1940’S


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そして忘れてはならないのが、スミスが初めて国産腕時計の製造を開始した1947年から、デラックスがリリースされる1951年まで、数年間だけ製造された数少ない初期モデル。見ての通り、スミスのロゴのみ冠せられたシンプルな文字盤。デラックス以降のスミスの腕時計デザインとは明らかに異なる、プリミティブな表情。「アーリー・スミス」とも呼ばれますが、これを抜きにスミスは語れません。

そのケースはいずれも英国のウォッチケース専業メーカー「デニソン社」が手掛けており、質実剛健にして上品なシルエットが特徴的です。デニソン社はロレックスをはじめとする数多くの名門ブランドのケースも手掛けた、高品質ケースメーカーとして知られています。

商品ページ https://unionworks.stores.jp/items/5c5da1613b636557cac919d7



▫️TUDOR “OYSTER” / SWISS 1950’S


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続いてスイスの名門ブランド、チュードル、ロンジン、ティソから。まずは最近日本再上陸し、その名もチューダーと正式に改められたことでも話題のチュードル。チュードルといえば、ロレックスと同じオイスターケースを用いつつ、ムーブメントに汎用品を用いることで価格を抑え、当時高額すぎて売上不振に陥ったロレックスを救ったディフュージョンブランドとして知られています。

英国民の親しみの深いチューダー王家から名付けられ、その王家の家紋であるバラを象徴的なロゴに採用したという経緯も、英国市場を強く意識したブランドであることが伺えます。どことなくスミスのデラックスの代表的な文字盤デザインにも似ています。

商品ページ https://unionworks.stores.jp/items/5c5da2f4787d8436bd88fff4



▫️LONGINES 9KYG DENNISON CASE & PORCELAIN DIAL / SWISS 1940’S


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続いて、クロノグラフやアヴィエーションウォッチなどで伝説的なモデルを手掛けてきたロンジンから、柔らかな金無垢のクッションケースとポーセリンダイヤルの端正な美が共演するドレスウォッチを。1930年代の製造当時の、美しい乳白色を今に伝える陶板製文字盤には、アール・デコの影響を色濃く受けるレイルウェイ・インデックスとアラビア全数字といった鉄道時計を彷彿とさせるデザインが採用されています。

また、ロンジンをはじめとするスイス時計メーカーが英国市場向けにアレンジするポイントとして、英国製のウォッチケースメーカーの製品を採用することがあります。通には一目でわかる、その肉厚なフォルムと深い輝き。これぞ英国のドレスウォッチです。

商品ページ https://unionworks.stores.jp/items/5c5da5e8e73a2548761d4d4c



▫️Tissot 9KYG DENNISON CASE / SWISS 1940’S


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最後に、現在もオメガやロンジンをはじめとするウォッチブランドのコングロマリット、スウォッチグループの中枢に位置する〈ティソ〉が1940年代に製造した「アンチマグネティーク」の腕時計。もちろんこの個体も英国市場向けで、力強くも上品なデニソン ・ケースが採用されています。

ティソが産声を上げたのは1953年。スイスの時計生産地として有名なジュウ渓谷のル・ロックルで、シャルル=フェリシアン・ティソと、その息子シャルル=エミール・ティソによる時計メーカーから、その160年以上に及ぶ長い歴史は始まります。その最初期から時計製造の技術革新による時計の普及を目指してきましたが、三代目となるシャルル=ティソが開拓したロシア市場を中心に時計の輸出を行い、ロマノフ朝の皇帝に愛されたブランドとしても知られています。

この腕時計にも搭載されている、1930年代に発表された世界初の耐磁性を持つムーブメント「アンチマグネティーク」は、その後の腕時計業界全体のスタンダードを作ったと言っても過言ではないと思います。

商品ページ https://unionworks.stores.jp/items/5c5da249c2fc283593620d47




よろしくお願いいたします。

ユニオンワークス銀座店青山店

黒須

2019/02/16|イベント、SALE情報||トラックバック(0)TOP↑



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今回お持ちいただいたのは、『RED WING』の王道中の王道、『875』。


アメカジ好きな方であれば、ほとんどの方が所有しているのではないでしょうか。
レッドウィウングは私も複数所有しており、未だに増え続けています☆


そしてこちらは…



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アッパーに『犬刻印』のある、1996年~97年の1年間のみ発売された希少なモデルです。


発売当初から、年代を追って赤茶色になっていった革を、発売当初のカラーに戻そう、ということから、薄茶色の革に変更されたのがこちらの1足。


ですが当時、日本国内では『レッドウィングは赤茶色』というイメージが強く、
人気の赤茶色は無くしたくないという想いから、代理店がメーカーに依頼し、今までの赤茶色のモデルは『8875』と名を変え、残る事に。


以後、赤茶色の革は『オロラセット 』、薄茶色の革は『オロイジナル』と名付けられ、販売されるようになりました。


当時『875』は『8875』に比べると人気がなく、世に出回る数が少なかったため、今ではそれがレアとなり人気が出ています☆


と、ついつい紹介が長くなってしまいましたが、ここからは本題のお修理です。



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ソールはオリジナルのトラクショントレッドソール。


軽量で、悪路を歩いても足音が立ちにくく、狩猟用靴に広く使われてたのが特徴です。



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つま先はまだまだ厚みがあるので問題なさそう…



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かかと部分は削れているので、継ぎ足してお修理をした方が良さそうです。



ですが今回は雰囲気を変えるため、オーナー様のご希望で、オールソールさせていただきました☆



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ワークブーツの定番、Vibram #100を使用し、オールソールしました☆


グリップ力が高く、耐久性、クッション性にも優れ、見た目に反して柔らかい履き心地が特徴です。



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ソールが剥がれてこないよう、アウトソールまで、しっかりとアウトステッチをかけています。


個人的に、アウトステッチのかかったこのソールに、ものすごくカッコ良さ、男らしさを感じます…



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また、ソールとヒールが分れているセパレートタイプのソールなので、トップピースのみの交換が可能です。



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オリジナルは白いミドルソールでしたが、ここも雰囲気を変えるため、レザーのミドルソールを使用。



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狩猟には向かなくなってしまったかもしれませんが、より無骨でワークブーツらしい表情に☆


ナイスコバです☆



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弊社では様々な素材、形状、カラーのソールをご用意しています。


オールソールをするだけで、気分転換にもなりますし、その靴の雰囲気や履き心地がガラリと変わります。


好みが変わり、履かなくなった靴などがありましたら、是非ともお気軽にご相談下さい。



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皆様のご来店、お待ちしております。



ありがとうございました。



新宿店 中田




2019/02/15|レッドウィング||トラックバック(0)TOP↑

 日頃よりベンチマークをご利用いただきありがとうございます。

 この度誠に勝手ながら下記のように定休日を変更することとなりました。
  

 定休日 水曜日 → 水曜日・木曜日

    2019年3月1日より

  ※ユニオンワークス各店につきまして、これまで通り水曜日が定休日なります。

 お客様には急なお知らせとなり、ご不便をお掛け致しますが
 何卒ご了承頂きますよう宜しくお願い申し上げます。



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これまでより1日少ない営業となりましたが今まで以上に丁寧な接客を心がけ、
ベンチマークに修理を出しにきて良かったと感じていただけるようなお店にしていきます☆



 入社6年目 ベンチマーク店長かじ山

2019/02/14|お知らせ||トラックバック(0)TOP↑
本日水曜日、ユニオンワークスはお休みを頂いております。
何卒宜しくお願い致します。



革靴の魅力

履きこむことで艶を増すアッパー、繰り返し直すことのできる構造、
いろいろあるとは思いますが、
私は他の靴では味わえない履き心地が一番の魅力だと思います。

履き始めは辛いことがほとんど。。。
しかし、履きこむうちにいつの間にか自分の足にフィットしてくるのです。
手間のかかる子ほど可愛いっていうやつですかね。

これこそ革靴を履く醍醐味ではないでしょうか。


更に馴染んできた靴を自分仕様にカスタムできるのも革靴ならではでしょう。


何故こんな話をしたかというと、

現在発売中の「GO OUT」vol.113
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REPAIR + UPDATEというコーナーで私物のトリッカーズを取り上げて頂きました!

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1ページにデカデカと

ありがとうございます。



当企画も含めとても読み応えのある一冊ですので、是非お手に取ってみて下さい。




元は弊社別注トリッカーズと同じレザーソール

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約5年ほど履きこみ、馴染みに馴染ませたうえで

他にレザーソールの靴が増えてきたので思い切ってトラクションソールに交換致しました。


過去にブログにも書いております。
良ければこちらもご覧ください↓

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2494.html


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若干汚く見えるかもしれませんが、僕にとってはこれも味

とても大切な一足です。

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履きこむことで生じるシャフト部分シワ

個人的にブーツはココのシワが一番グッときます。



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アッパーの汚れなどは味として見れますがこちらはダメですね。
そろそろヒールの直しをしようかと思います。



前述のトリッカーズ同モデルを弊社でも販売しております!

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Tricker's × UW / Country Brogue Boots   ¥83,160 税込

ユニオンワークス各店、 WEB SHOPPINGにてお買い求めいただけます。



是非自分だけの一足に育ててみては如何でしょう。




ただいまこちらのDMの特典をご利用いただける期間中です!

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期間中何度でもお修理代金10%off!

詳しくはこちらのブログをご確認下さい。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-2626.html



是非ご活用下さい!




最後までお付き合い頂きありがとうございました。



青山店 銀座店 山田

2019/02/13|掲載記事||トラックバック(0)TOP↑
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新年1月7日、渋谷店がリニューアル工事を終えて
新たにTHE WAY THINGS GO × UNION WORKS としてスタートしました。

本日はそのリニューアル後の渋谷店のご紹介となります。

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さて、まずは入り口です。

ここはまだ今まで通りになっていてリニューアルした雰囲気は感じません。
いつも通りにベルを鳴らしていざマンションの中へ




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暗い階段を足音を響かせながら下っていくと・・・




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これまでよりも間口が広がり明るくなったエントランスがお出迎えです。
床はヘリンボーンで組まれたフローリング。
ずいぶんと落ち着いた印象になりました。


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続く店内も全て同様のフローリングです。




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これまでのユニオンワークスで使っていたキャビネットはそのまま残り
いつものディスプレイも健在です。




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そうそう、この感じが渋谷店っぽさを演出していますね。




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靴のラインナップはトリッカーズのリジェクトが無くなりましたが
ユニオンワークスとのWネームを含めてたくさん揃っています。



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大人気で売り切れ続出のTWTGオリジナルブラシもここでは買うことが出来るんです。
使い方や手順などもレクチャーしてもらうとブラシの役割の重要性に改めて気づかされます。

対して受付けと作業スペースは様変わりしました。



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店内の中心にドンと置かれていたローテーブルがなくなり
代わりに材料を並べるガラスカウンターが入り
他の店舗同様スタンディングでの受け付けになりました。



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修理の材料のバリエーションや価格については他のユニオンワークスと同じになります。
半年以上の研修期間を経て修理のタイミングと靴の状態を見極める技術は確かですのでご安心ください。

TWTG独自のメニューとしての磨きや、染み抜き、カラー補正や靴の染め替えなど
ユニオンワークスではお受けしていなかった特殊な技術を要するメニューにも対応しておりますので直接ご相談いただければと思います。



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テーブルがなくなり空いたスペースではゆったりと靴や服の試着が出来るようになりました。
鏡もいい場所に移りましたので靴と服のコーディネートを見ながら買い物をするのに調度いいですね。


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そして奥の作業場は磨きのカウンターに。

現在のところはその場での靴磨きは承っておりませんが
お預かりした靴はここで磨かせて頂いていますので
タイミングが良ければ色々と磨いているところも見ることが出来るかと思います。



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流れる所作、乱れない姿勢とその佇まいにみとれていると
見る見るうちに輝きだすその技術に驚くことでしょう。



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色々と長くなってしまいましたが
新たな魅力が盛りだくさんの 新・渋谷店にて皆様のご来店をお待ちしております。




よろしくお願いいたします。






( ユニオンワークス )


2019/02/12|お知らせ||トラックバック(0)TOP↑

先日のブログにてお知らせしておりました

advintage様によるヴィンテージウォッチのトランクショー。

いよいよ今週末から開催いたします。


期間:2月9-11日、16-17日

営業時間:12:00~20:00

場所:ユニオンワークス銀座店2階 
The Upper Gallery
  (
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8奥野ビル215


今回も素敵な時計をそろえていただきました。

あいにくの天気ではありますが、ぜひご来店いただければと思います。



本日はトランクショーを開催していただくadvintage様と着用画像をとりましたので、数点ご紹介させていただきます。



以下、advintage様より。

ユニオンワークと共有する「英国」というルーツをテーマに据え、ひとつひとつ選び抜いた60本超のヴィンテージウォッチ。今回その中から個人的に思い入れのある5本を、着用シーンとともにご紹介させていただきます。注目するポイントは、ブランド名よりも外装やムーブメントのクオリティ。ヴィンテージの良さは、必ずしもブランドの知名度とクオリティが比例しない点にあります。誰も知らないメーカーがコスト度外視の時計作りをすることもあった当時ですから、まだまだ知られざる傑作は眠っているのです。


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まず1本目は、〈ロンジン〉の腕時計。9金の英国製金無垢ケースを採用し、1940年代当時の英国市場向けに作られたユニークな個体。小振りなケースサイズが多いヴィンテージウォッチの中にあって、極めて希少なラージケースにも目を奪われます。ヴィンテージ・ロンジンは現行のロンジンとは全くの別物と言っていい、質実剛健なムーブメントと優れたデザイン性を併せ持った実力派ブランド。今回は他にもバリエーションがありますので、ぜひ。


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2本目にご紹介するのは、1940年代に作られた〈ブラヴィントンズ〉の腕時計。と言われても、このブランドの名前をご存知の方は余程のマニアか筋金入りの英国好き。ブラヴィントンズはかつてロンドンにショップを構えていた老舗宝飾品店で、特にオリジナルウォッチのクオリティの高さでも知られています。こちらはパテック・フィリップにも供給していたウォッチケースメーカー〈フランソワ・ボーゲル〉が手掛けた高品質な防水ケースを採用する上、そのハイエンドな文字盤の仕上げが醸し出す高級感たるや。ブランドの知名度と腕時計のクオリティは、もはや関係ありません。


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1940年代製、〈フォルテックス〉の腕時計。このフォルテックスがどういうブランドなのかは、すでに愚問です。金無垢のドレッシーな腕時計と思いきや、初期のロレックスのオイスターケースと同様の構造を持つ機密性の高い防水ケースを採用。さらにラグデザインは可動式のフレキシブル・ラグという、現行では考えられないハイコストが投入されたであろう、てんこ盛りのユニークケースが目玉。それでいて、美しいブルースチールの時分針が眩しい、極めてハンサムな文字盤が印象的です。


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白洲次郎が愛したことでも知られる英国屈指の時計ブランド、〈J.W.ベンソン〉が手掛けた1960年代の腕時計。こちらは上品なセンターセコンドの文字盤に加え、9金無垢のケースを採用した正統派ドレスウォッチと言えます。最大のポイントはスクリューバック式の防水ケースを備えている点で、気密性が高いため多少の汗は平気という、タフネスも兼ね備えるユーティリティの高さが魅力。金無垢ケースは思っている以上に使いやすいということを実感させてくれます。


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米国製の生粋のアメリカンウォッチメーカーでありながら、その創業者が英国に渡ってウォッチケース専業メーカーを立ち上げた経緯から、英国での流通量も多かった〈ウォルサム〉の1920年代英国市場モデルがこちら。そのウォッチケースメーカーこそ、英国ブランド時計御用達の高品質ケースの代名詞〈デニソン ・ウォッチケース・カンパニー〉です。このユニークなフラットベゼル が特徴のケースはスターリングシルバーを素材に用いた、いわゆる銀無垢製。さらに文字盤は陶板製となるポーセリンダイヤルで、独特の乳白色は1920年代の製造当時の美しさを保っています。>以上、ほんの一部ですが今回の出店アイテムをご紹介させていただきました。そのディテールについては、ぜひ会場で実物を手にとって体感してほしいと思います。



2019/02/09|イベント、SALE情報||トラックバック(0)TOP↑
 
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今年はトリッカーズが190周年の年。

190周年、改めてすごい歴史ですね。

まだ日本は江戸時代です。

現存するノーサンプトンのシューメイカーの中では一番古いようですね。















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もはやトリッカーズの代名詞と言えるほどのカントリーシューズ。

ブローグシューズはアイコン的な存在として、

多くの人に認知されているのはほんとに凄いなと思います。























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今ではファッションアイテムとしての位置づけが強いかもしれませんが、

当初は、当時高級志向の強まっていた時代背景も伴い、

究極の田舎靴として人々の足元を支えていたようです。










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ユニフォームやミリタリーなどにも通じるところがあるかもしれませんが、

それらは機能を考え、たどり着いた先にあった機能美というものが確立され、

長い時間を経ても残り続けている物がたくさんあるように思います。

この靴もそんな一面を持った靴なのではないかなと思わずにはいられません。

だからこそ、どこか惹きつける何かがあるのかもしれません。














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先程ファッションアイテムという言葉を出しましたが、

ある意味では全くその分野には属さない物でもあるのかもしれません。

流行り廃りが目まぐるしく変わる中、

これらは変わらずに存在し、しばらく履かない時期があったとしても

またいつか引っ張り出してきても履くことができる靴というのも面白い靴だと思います。















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機能という点においてはこのダブルソールとストームウエルトは、

未舗装の田舎道にはとても有効だったのだと思います。

その反面、重さや硬さ、馴染むまでの時間など初めから履きやすいとは言えないかもしれません。

しかしそれを超えて自分の物になってきた瞬間を感じられたとき、

きっとそれはお気に入りの1足になってくれていることと思います。















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そんなトリッカーズですが、別注などを始めて扱い始めてから

早10年が経とうとしていると記憶しています。

王道のブローグカントリーシューズや、











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ブローグカントリーブーツ。

定番のアイテムがいつでも買える場所を理想とし、

我々が思う当時のエッセンスを少しだけ加え、扱い続けております。










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イミテーションキャップブーツ。

GRASSMEREとしてカタログにのっているものとデザインは同じですが、

アッパー素材やウイズ設定など、過去存在していた物を参考に変更し別注した1品です。

ブローグとはまた違った表情を持ち、

飾りが少ないからこその革の表情の変化を楽しむのも一つ、

という履き方も面白いのではないでしょうか。












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キャップトウカントリーシューズ。

意外とありそうでなかった1品です。

シンプルなデザイン、かつシューズタイプというスタイルは、

なにかと便利に履きまわせるアイテムであると思います。










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ジョージブーツ。

カントリーシリーズではありませんが、

別注を始めるきっかけになったこれらは外せない1足です。

細身の木型はトリッカーズのイメージの中では’らしく’ないかもしれませんが、

こういったものも作っています。

ジョージブーツは足元が不思議とカッコよく決まりますし、

裾のラインも綺麗に見せてくれるのも見逃せません。











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最後にブローグカジュアルズ。

過去のアーカイブの中から制作をお願いした1足。

デザイン自体は昔からある靴だと思いますが、

近年あまり見かけなかったので別注をかけました。

スリップオンタイプですので脱ぎ履きが楽でクセになります。

ローファーとはまた違った表情のスリップオンです。













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今回は、トリッカーズの190周年の年という事で改めて振り返ってみました。

日本の中で作られたイメージというものもあるのかもしれませんが、

イギリスの靴の中の一つとして、楽しめる1足ではないかと思います。

ぜひご興味ございましたら一度お試し頂けたらと思います。

本日も皆様のご来店お待ちいたしております。




新宿店 花田

2019/02/02|トリッカーズ.||トラックバック(0)TOP↑
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