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上の植物はコウモリランというモノです。ツウはビカクシダと呼びます。学名はプラティケリウムといいます。

最大の魅力は二種類の葉っぱ、貯水葉と胞子葉です。

画像、上の方に幅の広い大きな枯れた状態にあるのが貯水葉、下に向かってビローンと伸びているのが胞子葉です。


  





貯水葉の新葉はそれはもう美しい緑色で大きく展開していく様は息をのむほどです。でもあるところで成長を止め根元から茶色になりはじめ、あっけなく枯れてしまいます。

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(ジョンロブクリームの瓶を巻き込もうとする貯水葉。右上から左下にかけ、風船のように見えるのがそれです。)

そして次の新葉が枯れた前のを巻き込み、ミルフィーユのように重なりつつ成長を続けます。枯れた何層もの貯水葉はスポンジのような役目をして水を貯めておく役割があるそうです。

成長中の緑の貯水葉は本当に繊細で弱いです。決して手で触れないように気を遣います。






で、胞子葉。
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これらは貯水葉の根元から何本もビュンビュン出て来ます。若いうちは気を遣いますが、ある程度しっかりしてくると丈夫になります。
大きく育つと葉全体にブライドルレザーに吹くブルームのような白い粉を美しくまとい、先端には茶色い胞子をびっしり付けます。これもまた面白い!

でも衣服に付いたり、お部屋を汚す可能性がありますので神経質なかたはご購入をお控えください。

貯水葉よりは全然長生きですが、ある時からゆっくりと黄ばんで徐々に茶色になり、カサカサ、カリカリになり、最後には自然に株から抜け落ちます。

(私はある程度黄ばんだ時点でなるべく根元からハサミで切り取るようにしています。エネルギーを他に使ってもらいたいためです。残った根元は2、3週間後に触れただけで根元から綺麗にポロリと抜け落ちます。 )

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以下、お手入れ方のご紹介ですが、私はこの方面のプロではありません。ただ、2010年から初めて8年めで経験、感じたことを元になるべく丁寧にお伝え致しますのでよろしくお願いいたします。


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日当たりと温度について

私は真夏の直射日光以外はガンガンに日に当てます。出来れば屋外(バルコニーなど)の方がワイルドに強く育つと思いますが、株が小さいうちや植え替え後は日当たりのいい室内、窓辺、レースのカーテン越しでもよろしいかと?


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※UNION PLANTS は安定の悪いワイングラスなどでの仕立てもございます。これらは風などによる転倒、破損の可能性の少ない室内がおすすめです。

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※真夏の直射日光にあてると「葉焼け」を起こすことがあります。やけどのようなモノで葉が茶色く痛みます。


※台風直撃!の日は室内に取り込んだ方がよろしいです。葉が傷んだり、株、鉢ごとの転倒などが防げます。


ここ東京におきましては、4月から10月末までは基本屋外か日当たりのいい窓際に。
最低気温が10度を下回る頃になったら室内に入れます。置き場はやはり日の当たるところがよろしいです。



真冬は成長を止め、休眠するようです。水やりは控え、乾燥気味にします。





水やりについて

カップ、グラス、ビン、カン仕立てのもの(底に穴が開いていないモノ)は持ち上げてみて「軽っ!」と感じたら水を張ったバケツ、洗面器、ワインクーラー、何でもいいですがゆっくり静かに優しく水没させます。気泡が出なくなったら十分水が入ったので引き上げます。
その後逆さにして余分な水を流します。

※株が容器にしっかり定着していない恐れがある場合は、株が落下しないよう優しく株に手を添えて余分な水を流します。




流木、ヘゴ板などに付けた吊り下げタイプのモノは、やはり持ってみて「軽っ!」と感じたら優しく静かに水没させます。 
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※水持ちが一番いいのは底に穴のないカップ、グラス類、次に底に穴のある鉢、最後に吊り下げタイプになります。が、根腐れしやすいのもこの順ですので注意が必要です。




春と秋は株の成長期です。毎日様子を見てあげてください。真冬の室内であれば乾燥気味にして大丈夫だと思います。



「葉水」(はみず)とは霧吹きで株に霧を吹いてあげることです。UNION PLANTS は葉水が大好きなので気付いたらたまにしてあげてください。

※プラティケリウムを枯らしてしまう第一の原因が冬の寒さ、次に日照不足、そして水のやりすぎによる根腐れだと思っています。構い過ぎ、いじり過ぎにはご注意下さい。




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肥料について

特に必要ないと思います。気まぐれに水没される水に液肥(ハイポネックスなど)をほんの少したらしてみたり、固形の観葉植物用の緩効性タブレットみたいなのを置いたり、仕込ませたりしますが効果のほどはあまり感じられません。

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害虫について
カイガラムシという憎い奴が胞子葉に付くことがあります。直径2、3ミリの丸くて茶色いモノです。動きません。
葉の汁を吸う悪い虫で、排泄物で床を汚すことがあります。風通しが悪いと付くのかな?という印象ですが、真夏ずっと出しっぱなしだった株にも付いたことがあります????

なかなか見つけにくいのですが気付くと結構な数がいて凹むことがあります。こいつらに効く薬はないそうです。歯ブラシで簡単にこそぎ落とす事が出来ます。ティッシュで拭き取ったりも有効です。
1枚の胞子葉にあまりに付いているようでしたら葉ごと根元から切って捨ててしまったこともあります。

絶対に虫はイヤ!というかたはやはりご購入は控えた方がいいかもです。


 




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以上になります。


ご購入いただいた方、ご検討中の方からのご質問には出来る限りお答えしようと思いますので、よろしくお願いいたします。


ありがとうございました。




ユニオンワークス
中川一康


 

2017/05/11|その他コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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