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生粋のパリジャン、ジェラールセネが1980年に立ち上げたG.ロッドソンについては、以前このブログでご紹介しました。


私は若い頃から小粋なスリップオンが好きだったため、グラントを愛用していましたが、ロッドソンにはもうひとつ、有名なサイドエラスティックモデルがあります。


それがアルフレッドヒチコック監督をイメージしたヒッチマン。



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どちらかというとシャープなラストを得意とするムッシュセネにしては珍しく、ラウンドトゥのキャップトゥ。
チェルシーブーツのように両サイドのゴムはむき出し。
いわれてみれば顔も体型も丸々としたヒチコック監督のユーモラスな姿に共通する雰囲気はあるかな。


私は当時、スエードモデルを所有していましたが、とっくに履きつぶし、この靴の存在すら忘れていました。
ところが先日、オークションでブラックカーフモデルを発見。
コンディションもまずまずだったので、熟慮のうえ落札しました。


約20年ぶりに見ると、懐かしさがこみ上げます。



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凝った意匠や高級感はありませんが、なんとも朴訥な顔が好ましい。
batakのビスポークスーツに合わせれば着道楽の末、お洒落に飽きた中年男の風情が滲み出ます。
もう一生、巡り会うことはないでしょうからUnion Worksで早め、早めにリペアして末永く履きたいと思います。








yo-c


2010/05/06|その他の靴コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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