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   グッドイヤーウエルト製法



ご存知の通りイギリス靴を中心とした製法で、重厚なデザインはもちろん、堅牢で馴染みがよく、安定性、緩衝性など数多くの利点を持ち合わせていて、度重なるソールの張り替えにも対応可能な製法です。




ユニオンワークスで修理する靴もほとんどがこの製法で作られています。



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そんなグッドイヤーで作られた靴も、このようにウエルト部分が破れてしまいソールの張り替え自体が困難になってしまった物が極稀にあります。


このまま放置して歩き続けてしまうと、破れてる部分がウエルト全体に広がってアッパーを傷つけてしまったり、雨水などが浸水してシミができてしまったりと、靴全体にダメージが及んでしまいます。




今回はそのウエルトそのものを交換してオールソールする修理例を紹介します。


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新しいウエルト(細革)を用意して縫っていくわけですが、ソールとウエルトを結びつけるアウトステッチと違い、手縫いで一目一目縫い合わせていくため、それなりの労力と時間を要します。






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片足で大体30~40分ぐらいで縫っていきます。 (見栄張ってませんよ。)





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縫い上がったのがこちら。




あとはいつもの通り新しいソールを張りつけて作業を進めていくだけです。



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ウエルトが破れていた部分は・・・







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こんな感じです。




IMG_3785_convert_20100730034500.jpg


このように壊れてしまった部分もウエルトそのものを交換してあげれば元のデザインに戻りますし、ウエルトを新しく交換した事によってまた数回オールソール交換が可能になります。



コスト的には本来のオールソール料金より少し割り増しになりますが、それに見合うだけのメリットがあると思います。




ウエルトが壊れている靴があれば早めのご相談を。




  次回はスプリットウエルト&ストームウエルト編をご紹介します。





( 手縫いが好きで、好きで、どうしようもない   BENCH MARK 馬場 )
2010/08/08|メンズ靴修理コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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