世間ではいまトリッカーズが売れているらしい。
某SHOPのスタッフの話によると、
春先あたりから急に売れ始め、
今年の販売目標を早々に達成したそうだ。
ファッション業界全体が不況で苦しむ中、
ある意味、快挙と言えるかもしれない。
しかし何故ここまでトリッカーズが売れるのか。
雑誌「メンズプレシャス」2011冬号の解説にあるように、
細身パンツの流行により「ぽってり木型」靴が求められてる
というのは確かにそうかもしれない。
キュッとテーパードしたパンツに
トリッカーズの「バートン」などはよく似合う。
でも私は「春先あたりから急に売れ始めた」という
先のSHOPスタッフの証言に注目している。
トリッカーズ人気には、秘かにあの地震が影響しているのではないかと。
地震の直後、何時間もかけて歩いて帰宅したり
瓦礫やゴミの上を歩くことになり、
改めて「歩く」こと、そして靴が「自分の足を守る」ことを
見直し始めた人がそれなりに増えたのではないか。
それらをきっかけにトリッカーズが見直されているのではないか。
「スーニーカーだってあるじゃないか」という声もあると思いますが、
残念ながらスニーカーは長時間歩行に耐えられないものがほとんど。
「じゃあトレッキングブーツはどうなの?」
確かに悪路を歩くことにはベストな選択ですが、
それで会社に行けますか?
つまりオン/オフどちらにも使える汎用性と
長時間ガンガン歩いても問題ない耐久性が
トリッカーズが選ばれているもう一つの理由なのではないか。
あくまで私の仮説なので真偽はわかりません。
渋谷店に陳列されているトリッカーズたちを見て
いろいろと妄想してしまいました。
ライターYM
あの当時、帰宅難民になり約30kmを歩いて帰る事になりましたが、M2508を履いて歩き通しました。
歩きながら公共機関の利便さ、地震の恐ろしさを痛感しました。
あれから10ケ月ですが、あの時の苦労は忘れ難く、また被災地はまだまだ大変だと思い返されます。
東北にエネルギーが集まることを願います。
歩きながら公共機関の利便さ、地震の恐ろしさを痛感しました。
あれから10ケ月ですが、あの時の苦労は忘れ難く、また被災地はまだまだ大変だと思い返されます。
東北にエネルギーが集まることを願います。
コリンズさま
コメントありがとうございます。
普段ファッションアイテムとして靴ブーツを選ぶことがほとんどですが歩くための道具としてそれらを見直した貴重な体験であったことは事実ですね。
未だ被災地は復興にはほど遠く大変な生活を強いられている方が多いと思います。
今年は皆で力を合わせよい年になりますよう切望します。
普段ファッションアイテムとして靴ブーツを選ぶことがほとんどですが歩くための道具としてそれらを見直した貴重な体験であったことは事実ですね。
未だ被災地は復興にはほど遠く大変な生活を強いられている方が多いと思います。
今年は皆で力を合わせよい年になりますよう切望します。
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